和田綾香です!
私は息子と一緒にスイスに移住するという目標をもって日々励んでいます!
そこで「なんでスイスなの?」という質問を本当によくいただきます。
今回は何故スイスなのか?ということについてお話していきます。
まず、スイスと私の出会い、スイスの魅力、移住のためにしてきた行動、今後についてこの流れでお話します。
私とスイスのことを知るためにも是非最後までご覧いただけたら嬉しいです!
スイスと私の出会い
私がスイスのことを知ったのは2021年の夏のことです。息子を未婚で出産して、子育と仕事に励みながら今後の二人の人生をどう生きるか?じっと自分と向き合って考えていたところでした。
その前年の2020年末から森田商考会議所に入って美と商について学んでいて、出産の報告を森田さんに報告したところ、子育てにスイスは良い国だと聞いて後日検索して調べてみました。
それまでスイスのことは全く知らなくてそのような国名があるということはeBay輸出の発送除外国の設定の時に知ったくらいで、ハイジがスイスの国だとかも知らないほどでした。北欧の国かと思っていたくらい…
ネットで調べてみて「こんな理想的な国があるんだ!!」と衝撃でした!
スイスの魅力
最初は子供の教育に良い国だと私自身言っていたのですが、今ではすっかり”子供のため”ではなく“自分がそこで暮らしたいから”それが理由です。
スイスの魅力を聞かれると一言では言えないほど沢山あります。
長くなりますが、子供のことを考えた目線と、自分が暮らしたいからという観点から分けてまとめていきたいと思います。
スイスの教育環境
世界中に友達ができる
スイスはフランス語圏、ドイツ語圏、イタリア語圏の3つの地域があり、プラスして英語が身近でロマンシュ語という言語もあります。
沢山の言語・国籍の方が身近なので、世界中の友達を作るきっかけがそこには最初からあります。
教科書がない
スイスには教科書がないそうです。実際にスイスの学校見学に行ったときに、スイスには教科書がないと知りました。
日本のように決まったことを暗記するのではなく、今日は一つのテーマがあり、そのテーマに沿って自分のやりたい方法でそれについて学ぶのだそうです。見ていて、うわぁ楽しそうと思いました。
日本の教科書は重いし暗記辛いですよね、、息子には楽しく学ばせてあげたいです。
大学はほとんどの学校がほぼ無料(年間10万円くらい)
日本だと医学部に行った場合、浪人をしなかったとしても私立であれば3300万円かかると言われています。
私は未婚で出産したので出産後は、自分が死んだら息子はどうなるだろう今から対策できることは何だろうと考えてきました。
日本の場合、医学部ではなかったとしても4年の大学で400万円かかると言われています。
もし私が明日交通事故に遭ったら、息子は夢ができてそれを叶えるために大学で学びたかったとしても行くことができないかもしれません。
だけどスイスならその気持ちがあれば皆が平等に学ぶことができるのです。
永世中立国である
これももしも私が死んだら…と考えたうちの一つです。世界には沢山の国があります。
「スイス以外にも他にも国は沢山あるよ?」
と言われるのですが、永世中立国と宣言しているのはスイスとその他2か国だけです。
次の世界大戦ではスイスも参加するのでは?ということも耳にするのですが、もしそうだったとしてもスイスの傭兵は強いらしいです。
将来の夢に対する偏見が少ない
日本ではなりたい職業がちょっと変わっている職業だと応援をしてくれる人は少ない気がします。
でもスイスの場合は、アーティストでもDJでもなりたいってなったら偏見がないのだそうです。そして本当になろうとすれば普通に食べて暮らしていけるんだとか。
私が住みたいという観点での魅力
ワインとチーズがある
実は私はロンドンのワインの資格WSET Lv1とチーズ愛好家の資格コムラードオブチーズを持っています。
今まで趣味が多く、色々な趣味があったのですが、その中でもワインとチーズは大好きで、仕事が落ち着いたらまたこの趣味を深めたいと思っていました。
自然も近いのにビジネスのハブになっている
私は群馬県の村出身なので、とても自然の多い場所で育ちました。
群馬県も温泉があったり良いところではありますが、ビジネスをするには職種が少し限られます。
また、群馬県は電柱が多く、私はこの景色がちょっと好きではありません。
一方でスイスの場合は電柱がなく壮大な綺麗な景色があり、休みの日に山や湖に行ったりすることが気軽にできるのにビジネスもしやすい。
東京だと綺麗な海に行こうとすると2時間近くかかってしまいます。
仕事が好きな私にとってスイスの環境はとても魅力的です。
様々な国に旅行しやすい
スイスはヨーロッパの中心、フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれています。
他の国に車で出張、飛行機で日帰り出張も普通のことだよとスイス人は言います。
港区の人が千葉に行く感覚で、スイスの人はドイツに行くみたいですね。
そして日本にいるよりもアフリカ旅行なども気軽に行きやすいそうです。
平日の夜、土日、ヴァカンスは家族時間
これも大きな魅力の一つですね。
スイスから見た外資系(日本企業など)に現地で働くとそうもいかないこともあるそうですが、基本的には平日19時頃と日曜日はスーパーでも閉まっているくらいで、現地の会社で働くか経営者になればしっかりと家族との時間も確保できます。
自分自身を輸出する
自分がもっと価値のある人になるにはどうしたら良いのか?というのを考えていました。
より自分が持っている資源を持っている人がいない場所に行こうと思ったのです。
ヨーロッパの国で言うとフランスやドイツ、イタリアは日本とは馴染みがありますよね。その分、すでに現地にも日本人が多いかと思います。
スイスはそもそも国が小さいということもありますが、まだ日本人があまりいません。
スイスの戦略がカッコいい!
スイスはヨーロッパの中でも、フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれていて、日本で言うと九州くらいの大きさの小さな国です。
色々な国に囲まれているので、戦争に巻き込まれやすい国なのです。
日本の田舎でも町と町の境目の地域は治安が悪くなりがちですよね。
そのため、様々な工夫をされています。
1番驚いたのは家、マンションにシェルターがついています。最近までシェルターがないと家を建てることができなかったのだそう。
そして服の洗濯は日本のように毎日しないらしい。
これも毎日洗濯をして外に干すと生活感がある=人が今いるということをバレないようにようにするためなんだとか。
そしてスイスの至る所に外でもシェルターがあったり、もし戦争が起きたら自ら爆発させて道を壊して、隣の国と行き来ができないような構造にもなっているとか、究極すぎてカッコいいと思いませんか?
スイスは自分の国で生産できるものが少なく、もともとはとても貧乏な国で、傭兵ビジネスで稼いでいたのだそうです。
でも今は高級時計が主要な産業だったり、税金の面で有利な仕組みや優秀な人が国に集まるような仕組みを作り、ビジネスのハブとして成り立たせています。
利益が上がって付加価値の高いことしかやらないのだそうです。
私自身も東京に来た時はお金もコネも人脈も何もなくて自分の時間を切り売りして事業資金を貯めました。
コロナウィルス蔓延中に未婚で出産して、じっと一人で家に引きこもって色々なことを考えていたからこそ、こういった発想ができる人たちが本当に凄いなと思うようになりました。そのような国で暮らしたいです。
2回スイス移住にチャレンジして思ったことが、まず外国人である場合は、色々な意味で自立していないと住むことができません。
こんな国にはきっと男女ともに自立していてカッコいい人が多いに違いないと思いました。私自身もそうなりたいんです。
だから今日もこの目標に向かってチャレンジしています!
移住にあたってしてきた行動
私は2022年と2023年にビザ発行のためのチャレンジをしました。
1つ目は、日本に会社を売りたいスイス企業のM&A売却に携わって、自分も出資して自分を役員に雇えばビザを発行できると言う案件です。
この企業とは半年間メールでのやりとりをし、実際にスイスの会社で創業者の方と会って会社の現状を資料をいただきながら話を聞いたり、スイスでの会社経営についてのレクチャーを受けました。
その足でプロダクトの素材がある南アフリカに行き、現地の役員やメーカーの見学に行きました。
日本に帰ってM&Aで会社を買わないかと声を掛けたのですが、買いたい方が見つからず、急激に円安も進みスイスの企業は会社を閉じることになってしまいました。
この反省点は自分の専門領域ではないことに手を出したことと、M&Aの知識も全くなかったのでどのように進めれば良いのか分からなかったということです。
とても残念ですが時の流れに身を任せたという形になってしまいました。
2つ目は、スイスの企業が私を日本市場の担当として雇ってくれるという話でした。
経営者の方は私のこのスイスへの熱い想いに共感してくださり、日本市場を開拓したかったところだったのでと雇ってくださるということでビザの発行をしていただけることになりました。
しかし私が大卒でないためにカントン(州)からのビザの発行がされませんでした。
私は大学は出ていなく、ファッションデザインの専門学校を卒業しています。
専門学校の名前にcollegeがついているので、ビザの発行手続きをしてくださった経営者の方が大卒だと思ったのです。
スイスではcollegeが付くと大学という意味があるのだとか。
私が大卒で経営学部を出ていたらビザが通っていたのかもしれませんね。
3つ目は、国際恋愛です。ビザの発行は国際恋愛が早いとは聞いていましたが、ビザ目的で偽りの恋愛をする気にもなれなくそのつもりは全くなかったのですが、2つ目のビザの話があった時に英語の習得が必要になり言語交換でスイスに住んでいる方と知り合いました。
自分の人生にはあなたが必要だなんて言っているので、ひとまずスイスに行って会ってみることにしました。
案内してくれた観光は楽しかったし、優しい人だったのですが、私の英語力がなさすぎて深い話が全くできなく、残念ですが違うなと思いました。
やはりこの年齢になると(30歳)好きだけではやっていけなく、深い話をして人生観や世界観、価値観なども合わないと恋愛は難しかったです。
今後について
スイスに住む方法ビザへのチャレンジは一通りやってみました。
他の方法は、学生ビザで入る方法と現地で起業をする方法しかありません。
学生ビザで入ると現地でビジネスはできないので、日本で遠隔の収入でやりくりするしかないです。
現在のスイスでの平均年収は日本の二倍以上です。
単身で暮らしても日本の港区の暮らしより高額です。
そして私は息子がいるので、保育園やベビーシッターの料金も日本とは比べものにならない金額…
まずは日本での収入を上げて、日本の大学に入学して留学という形でまずは入国しようと思い、その後、受験の勉強を始めました。
ところがこの秋10月の頭にご縁がありスタートアップという業界に足を踏み入れることになりました。
考えた新事業の案でJETROシリコンバレー派遣プログラムに採択されたり、とても良い流れを感じました。
家で引きこもって勉強しているよりもずっと楽しくて、乗り越える壁は沢山あるかもしれないけどこっちの方が良いと思い、スイスで子会社を設立できる程の事業規模の会社をつくることを新たな目標にすることにしました。
スイスで子会社を作るためには、300万円の資本金の他、事業資金や税理士等に支払う資金、スイス人をCEOとして雇うための資金が必要です。
2年間で見ても1億5000万円の投資が必要になります。
子会社にそれだけの投資をしてもリターンがあることが見込めるだけの事業を作らなければいけません。
輸出の事業なので一番はアメリカとの相性が良く、スイスで子会社を設立する前に、アメリカに子会社を設立して事業を拡大する予定です。
今、この事業を実現させるために仲間集めをしています。
・アプリ開発初期から携われるエンジニアさん
・船での輸出経験のある方
それで何をするの?
事業としての目標は何なの?
と少しでも興味を持ってくださった方は是非私のFacebook messengerからメッセージをお待ちしております!
お気軽に送っていただけたらと思います。
\他にも私がよく聞かれる質問についてお話しました/
ご感想や応援メッセージ「こんなコラボができそう!」などお気軽にご連絡いただけたら嬉しいです!