みなさんこんにちは!
和田綾香 ( @ayaka__wada ) です。
輸出プレイヤーでありながら海外輸出が学べるオンラインスクール Serene Instituteを運営しています。
今日は個人で海外に輸出するための知るべき仕組みについて解説します!
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海外に輸出するときの仕組み
最初に、海外に輸出するときの仕組みをビジネスモデルと販売方法について分けて解説します!
ビジネスモデル
主に使われているビジネスモデルは3通りあります。
B to C
仕入れて、消費者(使う人)に販売する
B to B
仕入れて、業者(販売店)に販売する
D to C
作って、消費者(使う人)に販売する
メーカーとして海外に輸出されたい方はD to C になるということですね。
もし副業から海外に輸出されたい方の場合は、B to C か B to B になるということです。
利益率の観点からみると、B to C と B to B の場合は、メーカーから商品を仕入れるので利益率が低く、そもそもがD to Cの方が利益率が良いとされます。
D to C は上代そのままが売上になるので、利益率が一番良いです。
未経験の人が始めるという観点からみると、D to C の場合はそもそも作る商品知識が必要だったり、在庫や作った商品に不備があった際の返品などのリスクがあります。リスクがあるからこそ利益も大きいということですね。
よって未経験の人は、B to C か B to Bからはじめることになることが多いと思いますが、B to B で最初から商品を購入してくださる業者のお取引先を見つけるのはなかなかハードルが高いと思う方が多いのではないでしょうか。
現代は誰でも気軽にECサイトが開設できるので、 B to C からはじめられることが多いと思います。
販売方法
販売方法は主にECサイトと卸取引に分かれます。
ECサイト
お金を払う人は消費者 ( 使う人 )です。
今はプラットフォームのECサイトでも独自店としてもすぐにショップ開設をすることができます。
そして独自店の場合は、ご自身で集客をしたり広告費を払わなければ購入者に商品を販売していることの認知をしていただくことができませんが、プラットフォームで販売の場合はプラットフォーム側が販売促進をしてくれるので、手数料がかかったとしても独自店よりも売上をあげやすいとされています。
なのでプラットフォームでの販売は初心者でもはじめやすいですね。
卸取引
卸とは商品を問屋から小売業者に売り渡すことです。
小売業者とは主に現地で店舗やECサイトなどの販売店もつ販売店と販売店をもたない方のどちらか2つに分けられますね。
どちらに販売するにしても、現地の方で商品を購入してくださる方がいるということが必須であるということです。
なので卸取引をしたい場合には、その事業をはじめる前に、その商品を購入してくださる方が見つかってからの話になるということです。
消費者が基本自分が使う分のみ1個に対して、卸取引の場合は1回の取引個数が大きい場合が多いですが、現地の方で購入してくださる方を見つけなければいけないというハードルがあります。
現地でコネクションがあったり、法人営業にハードルを感じないなど、難しそうと思わない方は最初から卸取引でも良いですよね。
ここで難しそうと思う場合は、誰でも販売が開始できるECサイトを使うという選択になります。
また、その中でもプラットフォームであれば集客をしなくても売れやすいので、初心者の場合はプラットフォームで販売することがおすすめです。
このように考えますと、海外へ輸出する場合も、日本で販売する場合も仕組みとしては同じであるということです。
海外輸出と国内販売の違いは?
違いとしては販売方法、支払方法、発送方法に違いがあります。
海外への販売方法
ECサイトと卸取引に分かれますが、卸取引の場合は個人の相手とのやりとりになりますので、取引の契約をするまでの英語でのやりとり、もしくは取引先が日本語ができる方である必要があります。
ECサイトの場合は、独自店とプラットフォームに分かれます。
独自店
海外向けでも簡単に開設できる独自店のシステムでShopifyが一番おすすめです。
Shopifyは基本的には日本語で登録することができますが、アプリはほとんどが英語のみになっています。
プラットフォーム
海外のプラットフォームは主に3つに分けられます。
- 日本語対応している
- 日本語対応していない
- 日本語対応していないが、日本語サポートがついている
日本語対応しているプラットフォームとしては、BUYMAやetsyなどがあります。
ebayは日本語へ変換ボタンはありませんが、販売者の画面は今のところ日本語対応していません。
画面は英語なので翻訳しながら見る必要がありますが、質問などがあった場合は、日本語対応のサポートがついているので安心です。
海外からの支払い方法
主に2つ、海外発、日本語対応しているサービスを使うか、外貨に強い日本の銀行を使う、どちらかを選ぶ必要があります。もしくは最近ではビットコインなどのデジタルな通貨でお支払いいただくという方法もありますね。
日本語対応しているサービス
例えばPayPalやPayoneerは日本語対応がしていてとても使いやすいサービスです。
ドルなどの現地通貨でサービスが受け取り、その時のレートで円に変えて日本の銀行に入金してくれます。
ebayの場合は、アカウント作成時からPayoneerと紐付ける必要があり、入金はPayoneerと決められています。
外貨に強い日本の銀行
海外の取引先の銀行から日本の銀行に直接入金してもらう方法もあります。
1度の入金額が大きい場合は手数料の面でお得かもしれませんが、小額の場合でも手数料で数千円かかってしまうこともあります。
使うプラットフォームよって指定の入金方法があったり、卸売など個人間での取引の場合は、入金の金額によって使い分ける必要もありますね。いくつかのサービスや銀行で開設しておくと良いですね。
海外への発送方法
発送方法としては受付先と、どんな手段があるのか2つに分けて考えてみましょう。
受付先
公的配送会社と民間配送会社 ( クーリエ )に分けることができます。
公的発送会社って何!?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、郵便局のことです。
例えば、フランスなら La Post などがあげられます。
日本で郵便局から海外への配送物を送る場合は、国際郵便と呼ばれています。
民間配送会社 ( クーリエ ) は、FedExやDHL、ヤマト運輸などがありますね。
配送料金はもちろん、サービスの特徴やどこの国・地域に強いのかなどそれぞれの会社で異なってきます。
何を重視するか?明確な基準があればどの会社から配送するか決めやすくなりますね。
手段
今のところ海外への配送方法は飛行機で送る航空便か船で送る船便のどちらかになります。
航空便の方が料金が高いですが、数日〜数週間で届きます。
船便は料金が安いですが、数ヶ月〜遅延がある場合は半年ほどかかることもあるようです。
あまりにも大きな商品の場合は船便の一択になってしまうかと思いますが、航空便で配送できる商品の場合は航空便で送りたいところですね。
情勢状況によって航空便が停止されている地域などもありますので、お客様に航空便が良いか船便でも良いか確認する必要が必須です。
基本は航空便で発送している商品だとしても、航空便が停止していて船便しかないことを伝えると、それでも送って欲しいという海外のお客様もいらっしゃいますので、万が一航空便が停止していた場合でも聞いてみる方が良いですね。
その際は数ヶ月かかる可能性もあるということはしっかりとお伝えしておきましょう。
他にも、日本から発送ができるが現地で受付不可の商品や法律なども国によって違うので、国内との違いは商品によって違うとも言えますね。
海外に輸出は商品によって異なる知識が必要だったりもします。(かなり深いですね)
とは言っても海外輸出に興味があるのに一歩を踏み出さないのは、とてももったいないです!
私も日々勉強していますので、一緒に勉強しながら海外輸出に挑戦していきましょう!
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